S&P500インデックスETFに投資する理由

S&P500インデックスETFに投資する理由米国ETF

1989年にS&P500のインデックスファンドに100万円を投資していれば30年後の今、果たしていくらになってると思う?答えは10倍の1000万。しかもこれはキャピタルゲイン(値上がり益)だけなので、 配当(インカムゲイン)を入れたらそれ以上の利益になっている。もし、その配当を再投資していれば複利の力でさらに利益が生まれていたはず。

自分は米国のインデックスに投資する事はかなり堅実な方法だと思ってる。もちろん全ての投資にリスクは必ずある。ただ米国株式市場の歴史から学ぶなら今後も期待出来ると思う。

今回は米国株(S&P500やダウ工業株30種平均)に連動するETF(上場投資信託)に長期投資する上で押さえておくべきポイントやETFについての自分の考えなどを書いていきます。

なぜS&P500連動型ETF?

インデックス投資は”株価が上がり続ける事”が前提の投資。そうでないと儲からない。なので必然的に今後も株価が上がる可能性が高い国に投資するのが基本だよね。もちろんETFの中には世界中に投資してるETF、新興国の株価に連動するETF、貴金属や天然資源に連動するETFなどありとあらゆるものが選択肢にはある。

だけど自分は米国株連動型インデックスETFが良いと思ってる。

例えば

  • Tesla
  • ピザハット
  • クラフトフーヅ
  • Twitter
  • ウォルト・ディズニー
  • ファイザー
  • ジョンソンエンドジョンソン
  • マイクロソフト
  • ロッキードマーティン
  • ゴールドマンサックス
  • バークシャー・ハサウェイ
  • コカ・コーラ
  • ペプシコ
  • エクソンモービル
  • コストコ
  • ウォルマート

アメリカには誰でも一度は利用した事があるサービスだったり、聞いた事がある大企業がたくさんある事に気づくはず。

ところであなたが使ってるスマホのOSはGoogleのAndroidかAppleのiOsだよね?そのスマホでYoutubeの動画を見て、お腹が空いたらマクドナルドやケンタッキーで何か食べて、旅行にはボーイング製の飛行機を使い、そしてP&Gの洗剤やシャンプーをAmazonでVisaのクレジットカードを使って買う。意識しないだけでもこれだけ米国企業のサービスや製品を使ったり、買ったりしてる。

自分は色々投資してみて失敗したり、情報などを集めて気づいた事が一つある。それは「アメリカに投資する=世界中に投資する事と大差ないじゃない?」って事。つまりアメリカの大手企業は世界中で展開しているので収益源が世界中にあるんだよね。例えば海外旅行するとどこへ行ってもマクドナルドあるよね?Visaは世界中ほぼどこでも使えるよね?でも世界中にモスバーガーはある?JCBは世界中ほぼどこでも使える?答えはNoだね。

それとアメリカは先進国では珍しく人口が増加してる国だよね。移民の受け入れにも積極的だし、色々な人が集まるって事はそれだけイノベーションが起こりやすく、多様性があるサービスも生まれやすい。

日本人はどうしても日本株に目が行きがちになる。でもよく言うアメリカがくしゃみをしたら日本は風邪をひくなんていう比喩があるけど、結局米国株だけ下がって日本株だけ上がり続ける事は現状はまずないだろうし、おそらく今後も米国株が下がるときは日本株も同じく、もしくはそれ以上下がるだろうって事に薄々みんな気づいてるはず。

個別銘柄選びの難しさ

個別で投資する時は事業内容、業績、リスクなどを自分で調べる必要がある。ただ一般投資家にとっては手間がかかる作業だし、機関投資家と比べると手に入る情報量やリサーチ能力は圧倒的に劣る。

個別銘柄に投資してる人は分かると思うけど悪材料を常に気にしなきゃないけないし、倒産リスクも考える必要がある。そして日々の株価がすごく気になって毎日チェックしたり、それで気分が落ち込んだりする人も少なくないんじゃないかな。分散投資はリスクは減らせるけど、その分銘柄が増えると管理するのにも手間がかかかる。

どちらにも言えるのが投資に関して時間が取られる事。

自分もS&P500の連動型ETF持ってるけど長期投資なので日々の価格の上げ下げには右往左往する事はあまりないし、ETFは中の銘柄は時々入れ替わるので手間や時間を費やさなくても常に時代に合った企業に投資できる事になる。

証券会社選び

米国ETF 証券会社 選び方

東証に上場してるS&P500連動型ETFを買うならどこの証券会社でも大差はない。今使ってる証券会社でOK。しいて言うなら手数料の安い証券会社で。

米国市場に上場してるのを買いたいなら「SBI証券・楽天証券・マネックス証券」3社の中で気に入ったのを使えばいいと思う。手数料は有り難いことにこの3社が競争してるので横並びになりやすい傾向がある。楽天とマネックスは使った事なく、分からないのでここでは割愛する。

  • SBI証券
外国株式・海外ETF|SBI証券
外国株式ならSBI証券。外国株式(米国、中国&#122...

個人的にオススメ。まずNISA口座で米国ETFを買うと買付け手数料が無料。特定口座でもそこまで手数料は高くない。住信SBIネット銀行の口座を持っていれば円からドルへの交換も簡単だし、為替手数料も安い。あとは「海外ETF検索ツール」ってのがあってこれで世界中のETFを調べる事が出来る。便利なのはそのETFがどんなもので日本で簡単な概要が見えるのも◎

SBI証券 米国株ETF

投資する上でのポイント

スポンサーリンク

  • 信託報酬手数料(Total Expense Ratio )

長期投資では一番重要。簡単に言うとETFの運用会社に毎年払う手数料。ETFによって幅があるので買う前に絶対に確認すべきポイント。特に長期投資の場合で投資の再投資などを考えてる人は手数料が0.5%違うだけで将来の利益が全く違ってくると言っても過言じゃない。

  • 出来高

つまり流動性って事。出来高が多いETF=流動性が高いということ。少ないETFは売る時に困るのであまりおすすめはしない。売りたい時にすぐ売れる流動性はとても大切。

  • 純資産総額

株価で言う所の時価総額みたいなもの。大きければ大きいほど安心。例えばS&P500指数に連動するバンガードのVOOの場合は資産総額は約11兆円ほど。こんなに無くても良いんだろうけどETFの購入前に一応確認する方が良い。

  • 分配利回り

個別銘柄の配当利回りと一緒。高けれたば貰える分配金も多い。ただ分配金にはその都度税金が引かれる。

  • 基準価額

基準価額とは投資単価の事。200ドルより50ドルの方が投資しやすいよね?なので低ければ少額から買いやすいメリットがある。ただ、あんまり重要じゃないかな。

東証上場ETF or 米国上場ETF

S&P500に連動するETFに投資する場合は決めなければならないのが「東証で購入するか、ニューヨーク証券取引所(米国上場)で購入するか」

例えば

東証

  • 日本企業が発行するS&P500連動型インデックスETF
  • 米国企業が発行するS&P500連動型インデックスETF

ニューヨーク証券取引所

  • S&P500に連動型インデックスETF

どちらも特定口座、NISA口座で購入することが出来る。NISA口座だと売却益が非課税なので税金(20.315%)は掛からない。ただ注意点があって、米国内での税金の10%が売却時と分配金から源泉徴収される。これは米国の税金なので特定口座でもNISAでも関係なく徴収される。

円建てで買うか、ドル建てで買うか

円建てで。つまり東証で米国インデックス連動型ETFを買えば為替変動リスクを抑える事が出来る。これが最大のメリット。あとは日本株を買う手順と同じようにETFを買えて、配当も日本円で受け取れる。

ドル建てで買えば為替リスクがある。分配金はドルで振り込まれる。メリットとしてはドル建てなのでドル高円安になれば当然為替差益が出る。デメリットとしてはその逆の円高ドル安になれば為替差損のリスクがある。あとは購入時に円からドルに交換する手間など。

なので面倒な事がしたくないなら円建てで。ドルで資産を持ちたいならドル建てで。ちなみにSBI証券なら慣れれば円からドルに交換して投資するまで10分くらいしかからないので個人的には面倒に感じたことはない。

どの米国株連動型インデックスETFに投資するべきか?

あくまでも個人的な意見。考え方には色々あるので最終的には自分の好きなETFを自己責任で選んだほうが良い。それが投資の鉄則だと思う。

東証

1557:SPDR S&P500 ETF(2019/07/31) 現在
1単元32750円
分配利回り2.01%
信託報酬0.0945%
総資産額約30兆円(※米国基準)

コメント

東証でS&P500指数に連動するETFに投資したいなら候補の一つにまず挙がるのがこれ。有名な米国のブラックロック社が運用している。ニューヨーク証券取引所にも同じETF上場してるし、信託報酬も0.0945%と安い。気になるの東証の方は1日あたりの出来高が1000~5000と少ない事。


1547:上場インデックスファンド米国株式(S&P500)(2019/07/31) 現在
1単元35350円
分配利回り0.44%
信託報酬0.16%
総資産額約73億

コメント

全く魅力なし。なぜ分配利回りが1157と比較して3分の1以下になってるのか。信託報酬も1157より高い。出来高に関しては3000~15000。


2521:上場インデックスファンド米国株式(S&P500)H有(2019/07/31) 現在
1単元10620円
分配利回り0.44%
信託報酬0.06%
総資産額約44億

コメント

円換算したS&P500指数(円ヘッジ)の変動率に一致させることをめざす上場投資信託。

出来高4000~150000と日によって結構バラツキがある。先程の1547と運営会社も同じなのであまり変わらないと思う。ただ信託報酬が1547より安い。


1655:iシェアーズ S&P500 米国株 ETF(2019/07/31) 現在
1単元2336円
分配利回り1.58%
信託報酬0.15%
総資産額約40億

米国のブラックロックが運用会社になってるETF。安心感がある。このETFを選ぶメリットはずばり購入単価だと思う。2336円から買えるので買付手数料が無料な証券会社を選べば細かく少額から購入する事が出来る。出来高は5000から70000で日によってバラツキがある。

単価にこだわりがない人にとっては分配利回りと信託報酬を考慮すると1157の方が魅力があると思う。


1546:(NEXT FUNDS)ダウ・ジョーンズ工業株30種(2019/07/31) 現在
1単元29600円
分配利回り1.26%
信託報酬0.45%
総資産額約59億

コメント

S&P500とは違うけど円建てでダウ工業株30種に投資するならこれかな。むしろETFの場合は選択肢がほとんどない。出来高は1000~10000くらい。長期投資だと信託報酬が高さが個人的には気になる。ただダウ平均に投資するか、S&P500に投資するべきかは意見が分かれるところだと思う。

SBI証券のアクティブプランで手数料を節約すべし!

SBI証券だと1日あたり約定代金合計額が10万円までの購入手数料が無料のプランがある。なのでこのプランを使うことで今書いたETFは手数料無料で買うことが出来る。

国内株式現物取引 アクティブプラン

スポンサーリンク

米国(ニューヨーク証券取引所)

※1ドル=108円換算

VOO:Vanguard S&P 500 ETF(2019/07/30) 現在
1単元276.19ドル(約30000円)
分配利回り1.93%
信託報酬0.03%
総資産額114,960.2百万米ドル(約12.4兆)

バンガードのETF。分配利回り問題なし。総資産額問題なし。信託報酬激安。自分も購入していて買い増す予定。非の打ち所がない。あの有名な投資家ウォーレン・バフェットもこのバンガードの信託報酬を褒めてたとか。


VTI:Vanguard Total Stock Market Index Fund ETF(2019/07/30) 現在
1単元153.82ドル(約16600円)
分配利回り1.79%
信託報酬0.03%
総資産額165,779百万米ドル(約17.9兆)

コメント

VOOと似てる。こちらは中型・小型株も結構含まれてる。長期のパフォーマンス的にどちらを買っても大差ないから好みのかな。

  • VOO=S&P500の大型株に投資する
  • VTI=S&P500の大型株+小型・中型株

こんな感じで考えておけばいいと思う。


SPY:SPDR S&P 500 ETF(2019/07/30) 現在
1単元300.76ドル(約32400円)
分配利回り1.80%
信託報酬0.09%
総資産額268,033百万米ドル(約28.9兆)

東証の方でも買える1157とほぼ同じ。俺には東証で買うのとこっちで買うのでどちらが得なのか分からない。知ってる人いたら教えて。

VOO(青)・VTI(赤)・SPY(黄色)
VOO VTI SPY チャート比較

ここに3つのETFを比較した5年分のチャートを用意してみた。見て分かる通りほぼ同じ動きをしてるのでどれを買っても最終的には似たような価格になる。

インデックス投資は面白くない

はっきりいうとインデックス投資はあまり面白くない。なぜなら、個別株と違って1日で15%も条件したりすることはまずないから。なので値上がりしても、値下がりしても基本的にゆっくり推移していくのが普通。なので個別株と比べると面白みに欠けるのは否めない。ただ忘れないで欲しいのが楽しい投資=資産が増えるではない事。インデックス投資には個別株とは違った楽しみ方があると個人的には思ってる。

バフェットが考える米国株の未来……

ロイターの記事の中で以前バフェットが結構興味深いことを覚えている。

バフェット氏は「この国についての悲観的な発言を耳にするたびに、私は彼らが狂っていると考える」と述べた。同氏は、100年後のダウ工業株30種指数について、19日終値の2万2370.80ドルから「100万ドル超」になると予想。1世紀前に81ドル程度だったことを考えると、不可能ではないと述べた。「米国をショートにすると、常に負けてきた。これからもそうだ」と強調した。

引用:バフェット氏、米国悲観論者は「狂っている」-ロイター

この記事を見てる人で100年後に生きてる人はいなけいど50年後ならいるよね。バフェットが考えてる米国株の未来は非常に明るくて、今の米国株は長期的に見れば割安ということなのかもしれない。まぁこれが証明されるのは100年後だけどね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました