コカ・コーラは、1886年、薬剤師のジョン・S・ペンバートン博士により、米国ジョージア州アトランタで誕生しました。120年以上世界中で愛されてるブランド。
https://www.coca-colacompany.com/
コカ・コーラと言えば一番に思い浮かぶのはやっぱりコーラ。それと個人的にはファンタとかスプライトかな。子供の頃はよく飲んだな〜。日本ではコカ・コーラブランドのお茶の綾鷹なども売られているよね。アメリカ人が知ったらびっくりするかもね。
コカ・コーラは社の飲料は誰でも一度は飲んだことあるし、知らな人がいないと言っても過言ではないブランド。米国のコカ・コーラ社はこれらの非アルコール性の飲料ブランドを500以上所有していて、それらのライセンス供与、販売やマーケティングを欧州・中東・アフリカ、ラテンアメリカ、北米、アジアなど世界中で行っている。
コカ・コーラ社の最大の強み

ずばり世界中で販売されている事とブランド力だろうね。どこにいても買えるのがコカ・コーラ社ブランドの強みだろう。日本中のスーパーやコンビニでもコカ・コーラ社の製品が売ってない店を探すほうが難しいはず。そして他社を寄せ付けないブランド力。例えばコカ・コーラに似てるコーラがあったとしても、それは別物でありコカ・コーラ以上のコーラになる事はかなり難しいだろう。米国企業はIT企業のアップルのiPhoneのようにブランド力がある商品を作るのが上手だよね。それとマクドナルドやケンタッキーなどのファストフード店でも必ず飲料としてコーラやファンタなどは売られているし、これらが出店していけばコカ・コーラ社の売上も一緒に増えていく。これがブランドで商売してる企業の強さだよね。
懸念点に上がりそうなのが昨今の健康志向ブームだけど、そういった人達の為にDiet CokeやZero Cokeなどの新たなブランドを出してるし、今後も順調に売上を伸ばしていきそう。
コカ・コーラ社の業績
ティッカーシンボル:KO | コカ・コーラ |
株価(2019/8) | 52.27ドル |
配当利回り(2019/8) | 3.01% |
売上高 | 約310億ドル(約3.3兆円) |
営業利益 | 約73億ドル(約7700億円) |
当期純利益 | 約64億ドル(約6800億円) |
時価総額 | 2200億ドル(約23.3兆円) |
※2018/12月(売上高・営業利益・当期純利益・時価総額)
(1ドル=106円換算)
2019年/8月現在でトヨタの時価総額が約22兆円。コカ・コーラの時価総額は23.6兆円なので日本の時価総額が1番大きい企業よりも株式市場では評価されてる。そして特質すべきなのは「売上高営業利益率」。営業利益は本業でどれだけ稼げているのかの指標で例えばトヨタだと売上高30兆円で営業純利益を年間に約2.4兆円ほど稼いでる。また日本の場合は純粋な飲料メーカーを探すのは難しいけど、キリンホールディングスは売上高が1.9兆円で営業利益が約1600億円。
そしてコカ・コーラ社は売上高3.3兆円で営業利益を7700億円ほど稼いでる。これらを見ても圧倒的にコカ・コーラ社の営業利益率の方が高い。売上高に対しての利益率が高い方という事はビジネスモデルとしてはかなり優秀で、他社に対しての商品やブランドとしての競争力がある証拠になる。
決算期 | 2019/12 | 2020/12 |
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決算発表日 | 2月 | |
売上高予想 | 約370億ドル (約3.9兆円) | 約390億ドル (約4.1兆円) |
成長率 | 16.65% | 5.07% |
営業利益予想 | 約103億ドル (約1.1兆円 ) | 約113億ドル (約1.2兆円) |
成長率 | 42.02% | 9.05% |
利益率 | 27.92% | 28.98% |
当期純利益予想 | 約90.5億ドル(約9600億円) | 約99.5億ドル(約1.1兆円) |
成長率 | 40.72% | 9.98% |
利益率 | 24.36% | 25.50% |
チャート(10年)

10年間で株価は約2倍に。株価の伸びは他の米国株に比べて抜群に良いわけじゃない。ただ飲料の会社なので高価格な家電製品や車などとは違い不景気にも影響されにくく、ある意味ディフェンシブ株の側面も持ち合わせてると言ってもいいんじゃないかな。
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